ふぅちゃんレポートvol.20〜壺阪寺にいってきました〜
2017年06月29日全長20mの観音様は遠くインドからご招来
国道169号線を南に進み、高取町に差し掛かると山の中腹に白い観音様が見えてきます。壺阪寺の通称で知られる「南法華寺」に立つ観音様です。近くで実際の大きさを確認てみよう!ということで立ち寄ってみました。
この壺阪寺は西国三十三所の第六番札所でもあります。
また、本尊十一面観音は眼病に霊験あらたかな観音様「目の観音さま」なんだそうです。
境内には「養護盲老人ホーム慈母園」もあり、眼の不自由な方々の聖地として信仰されているんだそうです。
入山料を払ってまず本堂の八角円堂に向かうため、階段を上がります。途中の山門へさしかかると大きな下駄が置いてありました。
「中央に乗って下さい」との注意書きがあるって事は乗ってもいいってことだよね。とゆうことで乗って(履いて)みる。
「ちょっと背が伸びた〜(^o^)、でも降りれない(>_<) おかあさ〜ん助けで〜」
「子どもみたいやでぇ・・・」
「子どもだも〜ん」
などと言いながらまたまた階段を上がっていくと千手観音さまが出迎えてくれます。
もう少し上がっていくと三重塔があり、その斜め前の御朱印所には沢山の方が並んでいました。
反対側には高さ3m、全長50mもある「仏伝図レリーフ」など見所は沢山あります。
本堂の六画円堂にお参りて、今回のお目当てである「大観音石像」へ。
天竺渡来大観音石像は、インドハンセン病救済事業のご縁でインドからご招来したものなんだそうです。近くに行ってみると・・・!
「わぉ!」全長20m!
「この観音様はインドから贈られたんだって」
「いったいどうやって運んだんやろ!」
「帰ったら調べようね」
という事で調べてみると『20mの巨岩は動かすことも、運ぶことも不可能なので66個に分割して彫刻し、日本に運ばれ組み立てられた。』とのことでした。それにしてもすごい大きさ。
帰りがけに振り向くと高取の町が一望。観音様はいつもここから沢山の人たちを見守ってくれているくだなぁ・・・という想いとともに寺を後にしました。
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壺阪寺
住所:〒635-0102 奈良県高市郡高取町壷阪3
電話番号:0744-52-2016
営業時間:8:30~17:00
定休日:年中無休