なるほど!お金の豆知識 vol.1
「資産運用って必要なの?」編


最近、「iDeCo」や「つみたてNISA」という言葉をよく聞くようになったという人はいませんか?

—資産運用についての相談が増えている理由について、ファイナンシャルプランナー有資格者にお話を聞きました。

周囲で「iDeCo」や「つみたてNISA」などの資産運用を始めたという話を聞いた方もいるのでは?
私の方にも「資産運用を考えてるけど、どうしたらいいの?」という相談が増えてきました。
資産運用には元本が保証されておらずリスクがついてくるものもあります。教育資金や老後のためにお金を準備するのであれば、目標金額を決めて、運用ではなく貯蓄していくのが確実なのでは?という考えもありますよね。ではなぜ、損失のリスクを抱えながら資産運用を考えている人が増えてきたのでしょうか?
ここで、ヒントとなるのが「金利」と「インフレ」です。

72の法則という言葉をご存知でしょうか。

—72を金利のパーセントの数字で割ると、元の金額から倍になるのにかかる年数が分かるという法則です。

バブル時代の銀行預金の金利、約6%を法則にあてはめると、72÷6=12。つまり100万円のお金を預けたら約12年後には200万円になっていたのです。すごい時代でしたね。ところが、今はどうでしょうか? 72を今の金利、0.01で割ってみたら…、ありえない年数がかかってしまいますね。数%の金利の違いで増え方が大きく変わるんです。

もう一つの重要な要素は「インフレ」です。

—物価の上昇という意味で、現在63円の普通ハガキも30年前は40円だったようにモノの価格は上がっていくということ。

将来的に200万の車を買うつもりで貯金しても、いざ貯まった時には価格があがっていて買えないという事態もあります。物価の上昇は資産価値の減少も意味しているのです。

いかがですか? 今の時代、「資金運用と言われてもよくわからない」と敬遠しているのはもったいないですよ。
千里の道も一歩から!「つみたてNISA」などを始める前に、「金利」や「インフレ」など基礎的な仕組みを知る事がまず大事ですね。

ファイナンシャルプランナー
虎地 孝晃
資産運用をはじめ、相続や介護をテーマにしたセミナー活動も行う。
趣味はクイズ。趣味が高じ、2018年にはクイズ番組に出演。

資産運用は難しいからと見て見ぬふりをせず、前向きに捉えていただきたいですね。