中学生以上にぜひ見てほしい「世界探検の旅」@奈良国立博物館
2025年09月12日現在なら国立博物館で開催中の「世界探検の旅」
世界のちょっと不思議なものや古代の文明を余すことなく楽しめるのですが
この展覧会のすごさは天理大学附属天理参考館の膨大なコレクション!
メソポタミア時代(紀元前3000年)に、この作品が作られているという事実に
びっくりしませんか
お子様の勉強に観に行くのが本来の目的だとは思うのですが、実際に行った感想としては
子どもより歴史の勉強をしている中学生以上、大人がハマってしまう展覧会です
お子様向けにワークシートもあるのですが、大人も楽しめます
作品を見ながらこれを解いていくとより知識が入りますよ
歴史の勉強というよりはその時代の美術品を鑑賞するような感覚で
歴史を学んでいるからこそ「この時代でこんなにすごいものが作れたの?!」というまさにゾクゾクが止まりません
こちらは紀元前15~10世紀のもの
今あっても普通に可愛くないですか?
こんなに綺麗な陶器も紀元前から8世紀ごろに作られているんです
美の感覚は一緒なんだな、と思いました
埋葬品もたくさんあるのですが、一番目を引いたのが墓守のこの方
古代エジプトではネコ科を神様のモチーフとしたようでどれも可愛くて使えない
大人世代の方ならお分かりいただけると思うのですが、「世界ふしぎ発見!」を体感できます
こちらは2部構成になっていて、1部は歴史と共に作品を鑑賞します
2部はまさに世界ふしぎ発見!
世界の不思議な文明と文化を体感できます
こちらはパプワニューギニアの仮面集団
ポスターにもなっている仮面は秘密結社に入社するときのまさかの必須アイテムということが判明
こちらはインドネシアで使われている伝統演劇の影絵
綺麗すぎて魅入ってしまいます
バリ島では20世紀ごろまで盾で敵と戦っていたそうです
頼もしい盾が多い中ちょっとかわいい盾を見つけました
なんだか笑っているように見えませんか
不思議な旅の終焉はなんと北京の看板!
北京では識字率の低さから文字ではなく売り物そのものを看板として上げていたそうで
素敵な看板がこれでもかというくらい並んでいます
この看板はなんのお店だろう?と想像して答え合わせしながら見るもの面白かったです
こちらの看板は週末の土曜日にワークショップも開催しています
なんと参加費無料!(当日観覧券は必要)
そしてもう一つの目玉は大沢たかおさんのナビゲーション(有料)、こちらもぜひ借りてほしいです
説明を聞きながら作品を見ると改めてその時代の凄さを知ることができます
そんなに期待せずに大沢たかおさん目当てで行ったのですが笑
見終わったら2時間経っていました、そんなに?!と思うくらいのめり込んでしまう展覧会です
HP→コチラ☆
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世界探検の旅—美と驚異の遺産—
住所:奈良国立博物館 東・西新館(〒630-8213 奈良市登大路町50番地)
電話番号:050-5542-8600(ハローダイヤル)
営業時間:2025年7月26日(土)~9月23日(火・祝) 午前9時30分~午後5時(毎週土曜は午後7時まで) ※入館は閉館の30分前まで
URL:https://art.nikkei.com/tanken/